DN2820FYKHとBOINC
昨日にNUCが届いたのでセットアップしました。
気になった点などを以下つらつらと。
BIOS
工場出荷時はバージョン 0015です。
これはUEFIをサポートしたOSのインストールにしか対応しないうえ、BIOSのどこかの設定をちょっと変えるとすぐに画面出力されなくなるという、謎(本当に原因不明)の症状を引き起こすバグのようなものが潜んでいるようです。
(実際に3、4回くらい同じ現象が起きて発狂しかけました)
なので、必ずBIOSは更新しましょう。3月4日現在のバージョンは0025です。
BIOSを更新するだけで、画面出力がされなくなるバグのような現象の出現確率は、大幅に低下することを確認しています。
(それでも、どこか設定を変えると画面出力されなくなる場合があるんですけどね……なんなんでしょう、これ。)
Secure Boot
Windows8/8.1インストール後に、UEFIの設定から有効化してください。
最初はPlatform Keyがインストールされていないので、インストールしてから有効化しましょう。
この作業でも、これまたなぜか画面出力されなくなるという怪奇現象が発生することがあります。
そのような場合は、一度電源コードを抜き1時間程度ほったらかしにすると、勝手に復旧するようです。
(これも実際に起きて、一晩放置したら直っていました)
一発で起動しないことがある
電源投入時になぜかブートデバイスを見失う場合があります。
そのような場合は電源を入れなおすと、たいていうまくいきます。
消費電力
BOINCで負荷をかけても、せいぜい9Wです。
あまりにも低すぎるので驚きました。
BOINCのベンチマークは、float 1656 / integer 2902 でした。
調べてみると、2007年辺りのメインストリームCPU(最も近いのはAMD Athlon64 X2 4600+)とほぼ同程度の性能がたったの8〜9Wで実現できるのですから、驚くほかありません。
24時間365日動かしても、増える電気代はおそらく無視可能なレベルかと思われます。
プロジェクトごとの処理所要時間
ばらつきのある場合は、最小と最大を併記しています。
1日の平均リザルト数:7.74
プロジェクト名 | 所要時間(単位:時間) |
FAAH | 4〜9 |
MCM | 5.5〜14 |
FAAH Vina | 2.2〜34 |
特にFAHVは、所要時間のばらつきが非常に大きいです。