低空飛行の航空日誌

何かあったことをつらつらと気の向くままに

お伊勢参りをしてきた

式年遷宮という、20年に1度の行事が行われている伊勢神宮へ行ってきた。
次の式年遷宮は20年後(2033年)の予定。予定としたのは、過去終戦直後あたりに一度中止された経歴があるため。
とはいえ、よほどのことがない限り予定通り行われると思う。

交通手段は弟と車で。
弟が金曜の夜仕事上がりから、直接車で東京の自宅まで来てそこから合流という超強行スケジュール。

2013/09/14

弟が午前3時半に東京の自宅へ到着。そこからいろいろと荷物を積み込み、出発したのは午前4時ごろ。
都内からは一度海老名SAで休憩し、静岡の牧ノ原SAまで自分が運転。ここに到着したのは午前6時半。朝食を取り弟へ運転を交代。

いつの間にか寝ていて、気がついたら浜名湖SAについていた。飯を食うと誰でも眠くなるもので、弟も寝ていた。
気がついた時点で時刻は午前8時あたりだったかと思う。

その後豊川ICで高速を降り、実にのどかな景色が広がる渥美半島をのんびりとドライブし、伊良湖岬へ。
幸いにも10時40分の便にそのまま間に合い、鳥羽へ。
気になる運賃は、普通車で4〜5mの場合、一台6500円(ドライバー一人の運賃を含む)。他大人一人で1500円。そのため今回は片道8000円。

海面はまるで風になびく、大きな一枚の布のよう。

揺られること約一時間、鳥羽へ到着。

伊勢神宮

鳥羽からは車で30分くらいで到着。3連休の初日ということもあり大混雑していた。
内宮に入ってすぐにある、御手洗場(みたらしば)。鳥居前にある清め場だけでなく、ここでさらに清めてから参宮しましょう、というのはこれを書いているときに知った話。

ここを流れるのは五十鈴川。透明度は高い。
川岸が綺麗な場所で絵になるので、今度はゆっくりと撮影のために訪れたい。

内宮の正殿前。ここから先は撮影禁止区間。
中の雰囲気は普通の神社と違う。拝むときに圧倒的な何かを感じた。

社殿の作り替えの様子。外宮で撮ったものだけど内宮も同じ。
見ての通り、奥手側が新しく手前側が現在の社殿。
なお内宮は作り替えられたばかりのためか、檜特有の香りが強く漂い非常に心地よかった。
それにしても、20年でここまで変わってしまうというのも驚きである。

おまけ

実は伊勢市街、『半分の月がのぼる空』のモデルとなった地でもある。
2年前はポスターが掲示されていたという話を弟から聞いていたので、それを探す目的でも駅前から外宮までを散歩してみた。

伊勢市駅前から商店街へ。

道中で見つけたお店でアイスを食べた。濃厚な味と程よい冷え具合に癒やされた。

実際のところ、過去掲示されていたというそのポスターを見つけることはできなかった。
遷宮の話で盛り上げた方が人は来るし、今年の今の時期ならそれが目当てで来る人が多い、と見ているからだろう。

個人的にはひっそりとどこかに貼っておいてほしいなあと思った。
というのも、あそこまで人の心情を描いている作品はそうそう多くないと感じていて、そういう面から気に入っている作品だからなんだけど。

このあと鈴鹿まで移動した。というのも、直前に日程が決まったこともあり、伊勢市内に宿を取れなかったため。

夕飯

一升びんという、松阪牛を手頃に食べられる焼き肉店へ。



脂が甘くて肉は焼いてもやわらかく、最高だった。ちょっと食べ過ぎて(寝不足だったのもあるんだろう)、翌日軽く胃がもたれた。

9月14日の分はこれでおしまい。