低空飛行の航空日誌

何かあったことをつらつらと気の向くままに

beatmania IIDX 行脚記その4 山口・広島編

門司港駅8時26分発、和布刈(めかり)方面のバスに乗って、関門トンネル人道門司港側を目指す。

だいたい20分ほどで到着するが、和布刈公園前という少し手前のバス停で降りて歩くと、軽く周辺散策をしながら10分くらいで到着できるのでそちらのほうがおすすめではある(実際にそうした)。

門司城跡を尋ねる

今回の行程上で初の苦行となった。何せひたすら急な坂を登る羽目になった。車道の基準でいえば、たぶん勾配が13%とかそのくらいの坂がずっと続く。
行き帰りで過ぎていった車のどれもが、唸りを上げつつ上る坂。プリウスに至っては本当に唸りを上げながら上っていた。そんな勾配である。

こんな坂道が続くこと20分強、門司城跡入り口は間もないという案内が見えた。救われた……と思った。

が、そんなに甘くはない。急峻な山だけでできた関門海峡門司港側は、防備の面から見れば侵略しようとする敵の体力を奪うのには大変効果的だったのだ。
登坂の苦行はまだまだ続く。門司城跡入り口の案内板からさらに12、13分ほどかかる。

朝からシャツをびしょびしょに濡らすほどの汗をかきつつ、頂上へ到達。

眺めはどうかというと、木が生い茂っていてあまりよくない。冬場なら枝が邪魔になるくらいで見渡せるとは思った。

隣にはNTTの無線送受信所があるという。近くまで寄ってちらっと見てみた。

NTTドコモ基地局だそうな。マイクロ波と海底ケーブル中継でもやっているんだろう、たぶん。

一応パノラマビューも。何もないところですが。

降りるときにあまりに汗がひどかったため、道中にあった駐車場に設置されていた水栓を使って顔を洗った。

関門トンネルを越える

電車では通ったことがあるので徒歩で越えることにした。写真は門司港側から。

下関まで抜けて、スタンプ台があるのを見て気がついた。
門司港側やってないじゃん」と。
なので下関側のスタンプを押し、戻る。門司港側でスタンプを押したらまた下関側へ。
関門トンネルを徒歩で1往復半した。所要時間、これだけでおよそ40分(片道約12分)。

山口行脚

下関駅までバスに乗って移動した。到着したときで、時は既に11時半を過ぎている。当初の予定では10時半あたりには下関を出ているはずだった。
もう面倒なので下関で山口行脚を達成させることに。
場所は『GAMEパフェ』さんを選んだが、ショッピングセンター内の移動がすごくわかりにくい。駅から最も近いんだけど迷いやすい。実際10分近くショッピングセンター内をうろうろしていた。

すでに予定時刻を大幅に超えていたのと、1回目のプレイ結果が事故だらけ(Premium Freeで5曲中4曲がFAILED)だったので、2度プレイした。プレイ終了後は12時を回っていた。

メンテナンス状況

皿は外周部のはがれがやや目立つものの、支障はなかった。ボタンは自分が理想としている、深いストロークながらも軽いタッチ。バネも固すぎず柔らかすぎず、のちょうどいい具合。
音量は他の音ゲーがプレイされていないこともあり、爆音に近い状況だった。エフェクターでPlay Volumeのみ真ん中にして音量をやや抑えめにしても、十分聞こえる程度。
また筐体は結構派手な装飾が施されています。

行程練り直し

新幹線を含めたルートで、改めて途中の目的地である岩国までのルートを探り直す。すると信じられない結果が。
小倉まで普通電車で戻って、そこから新幹線で広島まで行け。
その通りにした(するしかなかった)ので結局1日で関門トンネルを2往復半することになった。
徒歩・電車・新幹線で越えたので、もしさらにバスなどを使って車で突破もしていたら、一日で利用可能な交通手段すべてで関門トンネルを突破していたことになる。
ある意味で惜しかった。

この日の昼飯

ふくめし*1を買いたかったのだが、あいにく売り切れとのこと。
今は土日祝の休日のみの販売で、やはり人気が高く午前中で売り切れてしまう感じの様子。
立ち食いそば・うどん屋を兼ねるおばちゃんが言うには、
『おすすめは瓦そば弁当ってのがあるんですよ。変わり種だしひもを引っ張ると温まるやつで、結構珍しいと思いますよ』
とのこと。お値段は1000円。下関駅改札内の売店のおばちゃんいわく、「それは最近新しく出た物だったと思いますよ」だそうで。

新幹線に乗ったらすぐ食べるために、ひもを引っ張るのは乗車5分ほど前の待ち時間のうちに行った。
もみじおろしと海苔もついているのでかなりさっぱりと、それでいてタレは甘めである。それに具がよく合う。
でも次はふくめし食べたいな―、と思う。

錦帯橋

岩国といえばこれ。岩国にある空港の名前も「岩国錦帯橋空港」と名乗るくらいの代名詞的存在。

川では釣りや水遊びをしたり、のびのびしている。地元でこれができる場所は相当山奥に行かないとないので、市街地からさほど離れていない場所にあるのはうらやましい限り。
実際こうやって見たり、テレビ越しに見ている限りでは、生活圏に自然が密着している度合いは西日本のほうが高いと感じる。
逆に東日本は無駄に都市化ばかり進んでいる気がするが、逆にあまり手が着いていないところは全くといっていいほど手が着いていない。ようは極端である。

さくっと見て次の目的地、宮島へ。

宮島

岩国から電車で約25分、さらに宮島航路で約10分でいける。玄関口となる宮島口駅は、広島と岩国のちょうど中間地点でもある。
宮島といえば厳島神社だけど、鹿もおもしろい。黄昏れているように見える鹿がいたので思わず1枚。

大鳥居は満潮の時刻が近づきつつあり、潮が満ちてきていたので入れなかった。

宮島で食べたもの

販売場所がわからないのと、商店街の場所へ17時頃と遅い時間に入ったためか、鹿せんべいだけは押さえられなかった。
食べたものを画像でご紹介。

通常牡蠣はどのお店も2粒だけど、なぜか今回食べたお店では自分だけ「一つ粒が小さいのでもう一粒はサービスです」となって3粒になった。

宮島の衝撃

福山へ

この日の最終目的地、福山へ。福山では友人がお出迎え。
アミパラキャッスルにて広島行脚を達成。

メンテナンス状況

特に問題なし。皿もちゃんとメンテナンスが行き届いていて、はがれもない。
ボタンに関しては下関とまったく同じ。
音量は、行った時間が22時ごろと遅かったこともあり、他の音ゲーがほとんどプレイされていなかったため、これまたPlay Volumeのみ抑えめにしても十分聞こえる程度。
ただ、Rbとjubeatがすぐ隣にほどなくして設置されているため、両方がプレイ中の場合は音量の面でややきつい可能性あり。

その他、福山よもやま話

替えの服がなくなり、洗濯しようと友人にコインランドリーに連れて行ってもらったら、一番手頃な洗濯機が故障していた(運転させて気付いた)。
真夜中2時頃にも関わらず呼び出しに応じ、対応して頂いたオーナーさんには頭が上がりません。オーナーはおそらく70代の老夫婦さんでした。
で、洗濯していたら午前3時になって翌日寝不足になった。そのためか島根で大失敗をした。

その他

この日の歩数がとんでもないことになっていた。

確認後も歩く時間が少々ながらあったために実は少し増えていて、最終的には21,014歩に達していた。
我ながら意味不明な数字をたたき出したと思う。
翌日はこの日あまり休めていなかったこともあり、腰などの足回りに強い痛みを抱えつつの移動となった。