低空飛行の航空日誌

何かあったことをつらつらと気の向くままに

【IIDX行脚】中国地方と愛媛・香川編

12月22日から25日にかけて、中国地方制覇と愛媛・香川の行脚をするついでに旅をしてきた。
そのときの記録。

22日:羽田から岩国へ

11時くらいに羽田に到着してさっさと荷物を預け、空港内で飯を食おうとした矢先に職場の人から電話が。
「昨日教えてもらったExcelのファイルが壊れてて内容確認できない」だそうで。
さすがに予想外すぎた。最終的にどんな内容を書いたかだけ、出発10分ほど前に箇条書きにして送ってはおいたが……

岩国には15時ちょっとすぎくらいについた。
岩国で預けた荷物と機内持ち込みした荷物のマージをしてたら市営?の200円のバスを逃してしまい、タクシーで岩国駅前まで移動。980円。

山口行脚

岩国駅近くの「ケイズ」にて。ボタンは軽すぎずで軽く、ストロークも深め(バネ切りなしの様子)。
皿は忘れてしまったがごく普通だったのではと。

その後の移動

以後拠点を広島県福山市とするため、電車で岩国から福山まで移動。Suica(現地ではICOCAの案内)で片道2590円。

こんな額交通系ICカードで払ったことないよ(´・ω・`)

23日:愛媛・香川・岡山

福山駅前のトヨタレンタカーで車を借りる。借りたのは新型のプリウス
後日中国山地を越える都合があることから、スタッドレスも別途装備した(たしかオプション代2000円)。
市内某所にて現地在住の友人と合流して、しまなみ海道経由で愛媛へ。

しまなみ海道は瀬戸内の島々を見ながらドライブできる、風光明媚な気分のいい道路。
ついつい何度かよそ見していた(ぉ
ただ、橋脚の上は風が強くあおられることがあるので、要注意。

愛媛行脚

タイトーFステーション今治ワールドプラザ店」にて。なんだかメルヘンチックなスペースがあるショッピングセンターで、少し迷った。
ゲーセンマップにある通りメンテナンスは良好で、祝日ということもあり1プレイ99円だった。

愛媛行脚のついでに

時間もあるので道後温泉に寄ってみた。大変小ぢんまりとした温泉街で雰囲気もいい。温泉には入らなかったのでまた機会があって来たときには入りたい。

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香川行脚

松山道から高松道を経由して、名物のうどんをいただいた後「マックスプラザ善通寺」へ。店内が見かけより異様に広い。
そしてなぜか弐寺だけが入った半個室空間が。
行ったときはプレイしている人が誰もおらず、この爆音空間を独占。エフェクターなしで十分聞こえた。
誰かいるときは逆に音が響きすぎて聞こえにくくなりそうだ……

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※この半個室の空間内に2台設置されている

香川行脚のついでに

香川といえばうどん県なので、うどんをいただいた。
ただ、行くのが遅すぎた。15時45分ごろに「小縣家(おがたや)」に行ったのだけど、すでにオーダーストップで入店できないという事態に。
営業は16時半までなんだけどなぁ…(注:ほとんどの店舗は15時半までの営業)

来た道を適当に戻りつつ探していたら、「歌月」が営業中だったので入った。
いただいたのは「しっぽくうどん」。お値段は大サイズで500円。
しっぽくとは香川に伝わる郷土料理なのだそう(参考リンク:さぬき味の歳時記(しっぽくうどん))。

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これを食うために昼を食わず車を飛ばしてきたので、うまかったという記憶しかない。
味はだしが効いてさっぱりした素朴なもの。とても体が温まる。が、猫舌にはきつい熱さ。始終熱い熱いと言いながら食べていた……
うどんそのものは熱い汁に入っているのに歯ごたえがあった。某チェーン系列ならたいていふにゃっとしてて残念な感じになっていることがほとんどなだけに、とても新鮮な体験だった。

このうどんは具材が多いこともあって量がとても多く、遅い時間に食ったのもあってこの日の夕飯は食べていない。

岡山行脚

夜の瀬戸大橋を渡って、イオンモール倉敷内の「ユーズランド倉敷店」へ。
ここは2年前の岡山行脚でも訪れている。

PFが17分までできた覚えがあるのだけど、それは右側の台だったのだろうか。以前は右側の台でやったのだけど、今回は使用中で左側の台でプレイしたので確認できなかった。

24日:島根・鳥取・広島

朝から尾道道・松江道を経由してまずは出雲へ。
出雲といえばもちろん寄り道するのはあそこです。あそこしかない。
ゲーセンなんて後で行く形でいいんだよ!w

ちなみにこの日も男二人で行動していたため「イエス・キリストを冒涜してやる」とかなり謎めいた発言をしながら運転していた。
なお謎解きのかけらは「男同士の下ネタ、主に同性間のなんちゃら」です。ひどすぎる。実際そんなことやってないけど。

出雲大社

2年ぶり2度目の参拝。前回は工事もほとんどされていなかったけど、今回は割と進んでいたらしく、境内の一部分が区切られていた。

ちなみに今回、出雲そばを初めて頂いた。天かす+細ネギ、生卵+細ネギ、とろろ+細ネギが乗った小分けのそばに、だし醤油を直接かけていただくという見慣れないもの。
乗っている具材の組み合わせが5種類に増えたものもある。
お値段は3種類のものは1200円程度、5種類のは1500円あたりだったか。

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島根行脚

最初は「VIVACE松江店」に行った。が、プレイ終了後自分が並んでいるのを確認しないまま割り込む形で並びなおすプレイヤーがいたこと、またそのプレイヤーと自分含めて3人で待ち時間がひどかったため移動。

結局イオンモール内の「モーリーファンタジー・f松江店」へ。
ここも2年前に訪れている。ボタンは硬い部類に入り高難易度譜面には向かない。2年前は硬さがちょうどよく感じたはずなんだけども……何かあったんだろうか。

鳥取行脚

この日20時までの車の返却時間を気にしつつ、「アミパラがいな店」へ。
ただ、松江市内とこのゲーセン近くの道路の渋滞が時間の都合もあって激しい部類だった。全然動かない…

ゲーセンに向かう途中で17時を回っており、どうやっても間に合わないと思ったので延長の電話を入れた。結果問題ないという回答で助けられた。

メンテナンスは良好でやりやすかった。ただそういうところはみんな来るので、3人待ちとなって一番待ち時間が長かった。

島根・鳥取行脚の道中

宍道湖沿いを走る国道431号の光景が良すぎた。思わず適当な待避所に車を止めて写真を撮るくらいに。

今度は玉造温泉に行きたいし入りたい……

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※国道431号からの宍道湖の眺め。こんな感じの眺めが松江市内手前まで延々と続く。絶景を隣にする、信号も存在しないといって過言ではない爽快なドライビングがたまらない。

広島行脚(中国地方制覇)

米子・中国・岡山・山陽道と4つの高速を乗り継いで福山市へ戻った。所要時間3時間半ほど。

場所は「あみぱらんど」。ここも2年前に訪問したところ。
以前と同じ良好なメンテナンスで快適だった。

制覇前に晩飯を食うために寄った「長城」という中華飯店の飯の盛りが尋常ではなかった。
回鍋肉定食を頼んだけど、普通盛りなのに明らかに多いごはんと回鍋肉、定番の卵スープにキャベツ、なぜか必ず付くという唐揚げ2個……
それで650円。あまりの安さに恐れ入った。

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25日:倉敷美観地区の観光

ただそれだけ。宿泊場所をチェックアウト後は車をすぐに返し、電車で倉敷へ。

当初岡山空港15時発と思ったら17時発で時間が余りまくったから寄ったけど、景観が整っていて絵になる箇所が多い。寄ってよかった。
春先なら桜が咲いて、そこかしこ何とも言い難いいい絵になるんだろうな…と思った。

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まとめというかなんというか

わずか3日で7県を車で回るというハードスケジュールっぷりだった。カメラも持って行ってたのでロケハンするような感覚で各地を回っていた。

借りた車は総延長815kmを平均燃費28.6km/lで回っていた。スタッドレス履いてるのにこの数値は異様だとしか言えない良さ……

ちなみに次の行脚(というか旅行)はもう決まっていて、2月末に沖縄です。

端末の不具合を自分で直すときに絡む、技術適合認証のお話

タブレットスマートフォン(もしかすると最近のノートパソコンも含まれるかも)の修理を自分でやってみようというときに必ず絡む、それら端末の技術適合認証のお話を自分なりに調べてみました。
非常に長文ですがもしお役に立てれば幸いです。

なんでこんなの書こうと思ったのか

コード10の悪名高きエラーをよく出すASUS Vivotab Note 8を自分で修理するという記事があり、読んでいた。
 
 
このうちPC Watchの記事の末尾に、このような注意書きが追記されていたのがその発端。
タブレットなどの製品を分解した後に無線機能を利用すると電波法違反となるとの指摘を読者の方よりいただきました。記事内容について、この点への配慮が欠けていた点をお詫びいたします。
保証期間が切れたにもかかわらず、実際には簡単なこの手の修理を自分で行うことはできないのは、ユーザーとしてはかなり理不尽なことではないだろうか?と思ったのだ。
 
ちなみにこの不具合は非常に多く報告されている有名な話で、元が安いんだしダメになったらポンポン買い替えればそれでいいじゃないか、というのはこの場合違う話だと感じる。
誰しも元値が安いのに修理代ばかりかけたくないだろうし、そんな不具合が出ると考えられる設計なのにそのまま量産してしまい、発売開始から1年以上経つ今でも改善が見られないようなメーカーの倫理観を疑いたくもなるだろう(後者は結果論だけども)。
この製品は持っていないが、私だってそんな中の一人だ。 
これを少しずつ読み解いてみたい。

なぜ分解後に無線機能を使うと、電波法違反になるの?

分解すると、端末に付与されている技適マークが無効になる。
たとえ技適マークが残っていても、それが無効となった端末で電波の送受信をすることは電波法で禁じられているので、結果として電波法違反となる。

分解そのものが違法なのではない。分解後も残っているが無効となった技適マークがついた端末でWiFiBluetooth機能を使うことが違法なのである。

分解後に技適マークが無効になるのは、どうして?

まず技適マークを付与する認証制度に触れる必要がある。
この認証制度は3通りのパターンがあり、それぞれ次のようになっている。

  • 技術基準適合証明
    無線機能を使用する機器について、製造した機器1台ずつ全数に対して各種検査を行う制度。
    個人の手によるアマチュア無線の自作無線機や、メーカーが研究開発等の目的で試験的に作成した機器がこの制度を使用する。
    検査は機器製造後に行われる。
  • 工事設計認証
    メーカー向けの制度。
    検査が機器製造前に行われ、かつ検査結果が製造後の特定の機種すべてに適用されるのが特徴。
    これから量産する機器について、その機器の各種設計(主に回路図、使用部品)や製造等の取扱いの段階における品質管理方法、さらにサンプル端末(1台で可)から得られた電波関連の試験結果から、生産予定のすべての機器が検査結果に合格しているかどうかを検査する。
    複数の機種を生産する場合は、各機種で1台のサンプル端末を用意して電波関連の試験を行えばよい。
  • 技術基準適合自己確認
    輸入業者向けで、特定の種別の機器に対してのみ適用できる制度。
    海外で設計、生産され、輸入して販売しようとするような機器について、工事設計認証と同等の内容を輸入業者が自ら審査し、その内容を申請する。

(出典:http://www.ciaj.or.jp/jp/wp-content/uploads_sec/2015/10/CI1-011.pdf 9~11ページ)

タブレット端末は、このうちで工事設計認証で技適マークを得てから発売されている。
先ほど触れたように、工事設計認証では「製造等の取扱い段階における品質管理方法」まで含めて審査されているので、通常の製品保証内容に、電波を合法的に使用する許可が上乗せされていることがわかる。

通常の製品保証は、分解すると無効になるのが常だ。これは、ユーザーを含む第三者に分解、再組立てされた時点で、製造時にメーカーが独自に定めた品質管理規定から外れてしまうためである。
そもそも製品保証というのは、
「私たちメーカーが定めた製造から出荷前の検査まで含めた品質管理に則った形で使っているのであれば、一定期間正常に稼働することを保証しますよ」
というものなので、勝手に分解すればその規定から外れることは想像に難くない。

実はこれと同じ理屈で、技適マークが無効になる。これはどういうことかというと、
「メーカーの品質管理規定から逸れるのであれば、それは工事設計認証で承認されていない手順が加わったことになる。誰の手によるものかは関係ない。国はこの事実に対して、該当する機器の技適マークを(表示が残っていても)無効にする」
というものである。
承認されていない手順が加わっているのなら、その機器で使用される電波は国が定めた基準に適合しないだろうから、そんな機器では電波を使ってはいけません、としているだけのことである。

法律上で分解することはどう定められているのか

タブレット端末に限らず、WiFiBluetoothを使用する電子機器はすべて、電波法で無線設備という定義に該当する。
 電波法
 電波法第二条第四項
 「無線設備」とは、無線電信、無線電話その他電波を送り、又は受けるための電気的設備をいう。

この無線設備には、機器の要件を定めた総務省無線設備規則というものがある。
同規則では、無線設備から発射される電波の質や強さなど、技術的に込み入った内容の定義が、種々の機器に対してそれぞれ異なる内容で行われている。
WiFiBluetooth機能だけを搭載したタブレット端末は、同規則では「小電力データ通信システム」に該当する。
その定義から分解に関係する重要なところを見てみよう。

無線設備規則

第四十九条の二十  小電力データ通信システムの無線局の無線設備は、次の各号の区別に従い、それぞれに掲げる条件に適合するものでなければならない。
一  二、四〇〇MHz以上二、四八三・五MHz以下の周波数の電波を使用するもの
 イ 空中線系を除く高周波部及び変調部は、容易に開けることができないこと。
(以下、本題と逸れるため省略)
二  二、四七一MHz以上二、四九七MHz以下の周波数の電波を使用するもの
 イ 空中線系を除く高周波部及び変調部は、容易に開けることができないこと。
(以下省略)
三  五、一五〇MHzを超え五、三五〇MHz以下の周波数の電波を使用するもの(屋内その他電波の遮蔽効果が屋内と同等の場所であつて、施行規則第六条第四項第四号(3)の告示で定める場所において使用するものに限る。)
 イ 空中線系を除く高周波部及び変調部は、容易に開けることができないこと。
(以下省略)
四  五、四七〇MHzを超え五、七二五MHz以下の周波数の電波を使用するもの(上空にあつては、航空機内で運用する場合に限る。)
 イ 前号イ、ロ、ヘ、リ及びヌに掲げる条件に適合すること。

ここで、802.11a/b/g/n/acと、Bluetoothの使用帯域は次の通りとなっている。単位はいずれもMHzである。

  • 802.11b/g/n
    2401~2483(ch1~11)、2473~2495(ch14)
  • 802.11a/n/ac
    5170~5330(ch36~64)、5490~5710(ch100~140)
  • Bluetooth
    2402~2480

(出典:長距離無線LANシステム FalconWAVE 無線LAN規格の違い|DENGYOIEEE802.11a 無線LANBluetooth Radio Interface, Modulation & Channels :: Radio-Electronics.com

これらのことから、第一号と二号は802.11b/g/nおよびBluetooth(ただし第二号は802.11bのch14のみ)、第三号と四号は802.11a/n/acに適合することがわかる。
タブレット本体のカバー(裏蓋など)は直接「高周波部および変調部」を覆うものではないから、それら部位を容易に開けることができないことという条件は満足できる。
しかし工事設計認証の趣旨や要件に反する*1ので、技適マークは無効になるという認識のようである。

コラム:街にある携帯修理業者に、故障した携帯電話を出すとどうなるの

携帯電話もほぼ同様の要件で無線設備規則に定義されている上、工事設計認証で技適マークを得ている点もまったく同様であることを考えると、

「分解と再組立ては自由だが、その後は残った技適マークはやはり無効になる。したがって、それらの場所で修理後は合法的に携帯電話としての利用はできなくなる」

という形になる。キャリアショップの修理受付に出した場合はメーカーで修理等の対応が行われるので、こうした心配はない。

なお、この場合はユーザーではなくキャリアが電波法違反の責を問われることとなる。
詳細は免許制度が絡む話で本筋から逸れるため、解説は省略する。

もし分解などをして、それでも法に完全に従うのならば

このためには、国で指定された機関に依頼して、再度国の認証を得なくてはならない。
この場合、認証を受ける端末は一台のみなので、技術基準適合証明を取ることになる。
ではここで、代表的な証明機関である一般財団法人 テレコムエンジニアリングセンターでの手続きを見てみよう。 
そこそこ読んだ時点で、まず個人には到底無理に近いのが一目でわかるはずだ。
もしこれを見て「ここはこうすればいい、この書類はこれだ」などとわかるならぜひやってみてほしい。
そしてその成否や経過をすべてインターネットで発信しよう。それだけで一大コンテンツになるはずだ。ただあまりに高度すぎて、途中で挫折してしまうのが目に見えているのは私だけだろうか…。

*1:実はこの点に関して明記したものが見つからないので運用の実態からの推測

Bootcampで頻繁に無線LANが切れるときの対処法

この手順が完全に対応するモデル:MacBook Air 13インチ (Mid 2012)

昨年は当てはまらなかったのになぜかこうなるようになったので、メモ。

どういう事象かというと、頻繁に無線ネットワーク接続の状態が「インターネット接続なし」となってしまうもの。
Bootcamp 5.x系で起きやすい問題? 

Bootcampの古いバージョンをダウンロードする

中に入っている古い無線LANドライバーが目当て。Windows 8.1を入れるならver 5系以外選びようがないらしいですが、7ならver 4系列も使えます。

ただ、機種によってはver 4系列しか使えないような気もします。

古いBootcampに入っている無線LANドライバを当てる

作業自体は慣れている人にしかお勧めできないため、ここではあえて取り上げません。

「デバイスの削除」と「削除時にドライバを削除する」、「ファイル名からデバイス名に対応するドライバを割り出す」(注)、「ドライバをインストールしてから再起動する」がポイント。

注:Bootcampのドライバはわかりやすい名前がついていますので、デバイスマネージャからデバイス名を確認していれるドライバを判断してください

デバイスマネージャの無線LANデバイスの設定を確認する 

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図のような部分が「有効」となっているはずなので、それを「無効」にする。 

注:モデルにより、これにあたる設定がないアダプタもあると考えられます

電源オプションの設定を見る

タスクトレイのバッテリアイコンをクリック→「その他の電源オプション」→「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」とたどる。

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図の部分が「省電力(中)」になっているはずなので、「最大パフォーマンス」にする。

これを変更しないと、バッテリ駆動にしたときに無線LANの電界強度表示が落ちる、もしくは本当に接続が切れるという現象に悩まされることになります。

設定はとりあえず以上です

ここまでの手順で今は悩まされていないです。

BootcampはWindowsのインストール時に、裏で監査モードを走らせてこのような設定を入れ込むので、なかなかたちが悪いです。Appleも検証はしていると思うのですがこれでは不便です。

カタログスペックを意地でも実現したいだけなんだろうなとは思います。

 

HTTP Live Streaming対応のライブ動画配信サーバーを構築する

概要

PCだけでなく、iOSAndroid(4.0以降)端末にも対応できる動画配信サーバーを構築する方法です。
モバイルデバイスでは特別なアプリを入れることなく、配信されている動画を見ることが可能です。

前提条件

OS:CentOS 6.6
apacheが既にWebサーバーとして稼動しているものとする
apacheの公開ルートディレクトリ:/home/www/
配信ページのディレクトリ:/home/www/live
nginx バージョン:1.6.3 (stable release)
nginx インストール先:/usr/local/nginx
HTML5プレイヤー:Flowplayer HTML5

注意点

自宅サーバーでは、回線の上り帯域使用量規制(およそ30GB/月)があるため、回線がいくら好条件でもお勧めできません。
運営者は自分自身のため、何を配信しても強制停止はされませんが、配信する内容には注意を払う必要があります。

やり方

1. nginxとモジュールの取得

nginxとnginx-rtmp-moduleを取得します。
ビルドにはpcre-devel、openssl-develが必要なので、入れてない場合はインストールしてください。
(例)

sudo yum install pcre-devel.x86_64 openssl-devel.x86_64

nginxを取得します。その後、続けてnginx-rtmp-moduleを取得します。

wget http://nginx.org/download/nginx-1.6.3.tar.gz
git clone git://github.com/arut/nginx-rtmp-module.git
2. ビルドとインストール

※1.3.4から1.5.0までは--with-http_ssl_moduleを入れろとありますが、1.6.3でも入れたほうがいいと思います
※配信時に自動生成されるファイル群をapacheの公開ルートディレクトリ以下に書き込むため、ワーカープロセスのユーザーとそのグループをapacheにしています

./configure --add-module=/path/to/nginx-rtmp-module --with-http_ssl_module --user=apache --group=apache
make
sudo make install
3. nginxの設定

そのままの設定では、apacheが待ち受ける80番とぶつかってしまうため、nginxのHTTP待ち受けポートを適当、でたらめな番号にします。(外部に対して閉じているポートにしても問題ありません)
※HTTPサーバを有効にしていないとRTMPモジュールは動作しないため、このようなことを行います
conf : /usr/local/nginx/conf/nginx.conf

user  apache;
worker_processes  1;

events {
    worker_connections  1024;
}

http {
    include       mime.types;
    default_type  application/octet-stream;

    sendfile        on;
    keepalive_timeout  65;

    server {
        listen       8080;
        server_name  localhost;

        #define root directory
        location / {
            root /home/www;
        }

        #rtmp stat
        location /stat {
            rtmp_stat all;
            rtmp_stat_stylesheet stat.xsl;
        }

        location /stat.xsl {
            root /home/www/stat.xsl;
        }

        #rtmp control
        location /control {
            rtmp_control all;
        }

        #hls location
        location /hls {
            types {
                application/vnd.apple.mpegurl m3u8;
            }
            root /home/www;
            add_header Cache-Control no-cache;
        }
    }
}

rtmp {
    server {
    listen 1935;
    ping 30s;
    notify_method get;
    live on;
    hls_path /home/www/live/hls;

        application live {
            hls on;
            wait_video on;
        }
    }
}
4. apacheの設定

MIME周りの設定をする必要があります
conf : /etc/httpd/conf/httpd.conf

AddType application/x-mpegurl .m3u8
AddType video/mp2t .ts
5. ポートの開放

ポート1935を開放します。
iptablesを使用している場合は、下記のようなコマンドを入力します(server ipとなっている部分は、サーバのグローバルIPを入力します)。

iptables -A INPUT -p tcp -d <server ip> --dport 1935 -j ACCEPT
iptables -A INPUT -p udp -d <server ip> --dport 1935 -j ACCEPT
6. 閲覧ページを作る

Flowplayer HTML5を使用した場合で説明します。
Pricing · Flowplayerより、Flowplayer HTML5 (zip)をクリックしてダウンロードします。
ダウンロード後解凍し、公開ディレクトリへ配置します。下図を参照してください。
この後の設定によってプレイヤーページのソースを書き換える必要がありますが、その内容は後述します。
また、図中にはありませんが、HLS配信時に作成されるデータを入れるディレクトリ(ここではhlsという名前のディレクトリに入れるものとします)を作成しておいてください。

7. サーバの起動
sudo /usr/local/nginx/sbin/nginx

emergというタグのようなものがついたメッセージ(エラーメッセージ)がなく再びプロンプトに戻れば、無事にサーバは起動しています。

8. OBSの設定

nginxの設定ファイルを上記と同じにした場合は、下図の設定でOKです。
設定内容等により、先ほど配置したHTMLのコードを一部書き換える必要があります。具体的には、図中で1から3の番号が明記されている箇所に、それぞれ同じ値を記入してください。
(注)日本語名は使用できません。できたとしても誤動作の原因となるためお勧めしません。

配信テスト

OBSでエンコードを開始し、HLSに対応したブラウザ・デバイスを使用して、配信が正しく閲覧できるか確認してください。

お疲れ様でした

問題なく閲覧できましたか?できていれば、以上で本手順によるサーバーの構築は終了です。快適な動画配信ライフをお楽しみください。

ありそうなQ&A

最後にありそうな質問とその回答を載せておきます。参考になれば幸いです。

セグメンタ、もしくはセグメント化の作業は不要ですか?

nginxがセグメント化まで含めて面倒を見てくれるため、不要です。ただストリームをサーバに対して流すだけで、HLS対応の配信が実現します。

ffmppegは不要ですか?

ここでは、ffmpegの代わりにOpenBroadCasterを使用しています。
OpenBroadCasterを使用する限り、ffmpegは不要です。
その代わり、詳細なオプションを使って追い込んだ設定にはできません。この面ではffmpegに軍配が上がります。
どちらを使うかはあなたの腕と気合い次第です。

いつかディスクがいっぱいになりませんか?

hls_pathで指定したディレクトリの中身を、適当な頃合いを見計らって消してやってください。
rootのcrontabにそのようなスクリプトを組んで仕込んでやるといいでしょう。

どんなブラウザ・環境でHLSのストリームは閲覧できますか?

RTMP
PC……Flashが使えれば基本的に無制限
iOS……△(別途アプリで対応可)
Android……△(別途アプリで対応可)

HLS(注)HLSによるライブストリーミングの場合
PC……OS XSafari(確認済み)
iOS……○
Android……○(コアにWebKitを使ったブラウザなら可能なはず)

HTML5のVideo要素(HLSとは異なります)だとIE9〜11、Google ChromeFireFox(たしか27以降)でも見れます。
※IE12ではHLSに対応させる予定があるそうですが、今のところは不明。
※nginx-rtmp-moduleはMPEG-DASHもサポートしてますが、閲覧ページの導入がアホみたいに面倒なのでお勧めできません。IE11はMPEG-DASHをサポートしていますが、この理由により対応は困難です。

crtmpserver版との違い
1.閲覧環境について

Android(4.0以降)、iOSデバイスからはブラウザだけで配信内容を閲覧可能。
PCからは、SafariなどのHLS対応ブラウザを使用することで、プラグインフリー(Flash playerなし)で配信されている動画を見ることが可能。

2.配信環境について

OpenBroadCasterやffmpegなどの使い慣れたツールをそのまま使用可能。
サーバー側の設定をうまくやれば、配信ソフトの設定を一切変更することなくHLS対応が可能。

3.その他

RTMPにも対応するため、旧来のFlashを使用した配信ページをそのまま使用することも可能。

How to create Windows PE 5.0 media

This article will guide you through the steps to creating your own bootable Windows PE 5.0 media.
You will be able to use this media to capture a custom WIM file which used for deployment or recovery.
Also, you can use this media for recovering system from your custom WIM file.

Boot time are :

CD or DVD 5 to 7 minutes
USB Flash Media 1 to 2 minutes

64-bit version can boot BIOS and UEFI systems. 32-bit version CAN NOT boot UEFI systems.

IMPORTANT NOTES

.net Framework GUI application limitations

Windows PE can include ".net Framework" component, although CAN NOT RUN .NET GUI APPLICATIONS due to limitations.
If you want to use GUI applications in Windows PE, you MUST build applications in C/C++ language.

WOW, WOW64 subsystem limitations

x86 version : It has NO WOW(Windows on Windows) subsystem, so you can NOT RUN ANY 16-BIT APPLICATIONS.
x64 version : It has NO WOW and WOW64(Windows on Windows 64-bit) subsystem, so you CAN NOT RUN ANY 16-BIT AND 32-BIT APPLICATIONS.

1. Install Windows ADK

Download and install Windows ADK to your computer.
http://www.microsoft.com/en-US/download/details.aspx?id=39982

2. Copy necessary files of Windows PE

click "Start", "All Programs", "Windows Kits", "Windows ADK", and right click "Deployment and Imaging Tools Environment" and click "Run as administrator".

At the prompt, type like this. Command-line syntax is shown below this subsection.

Copype.cmd x86 C:\winpe_x86

Hit return key, you will see following directories are created in specified destination.

C:\winpe_x86
C:\winpe_x86\fwfiles
C:\winpe_x86\media
C:\winpe_x86\mount
Command-line syntax
Copype.cmd <architecture> <destination>
Architecture options

You can choose one architecture from following:

x86 : 32-bit architecture. This is highly recommended. It is able to run many applications which has GUI(graphical user interfaces).

amd64 : 64-bit(aka x64) architecture. Due to WOW64 subsystem limitations (described at above), ANY 32-BIT APPLICATIONS CAN NOT RUN in Windows PE of this architecture.

arm : Not tested because I have no Windows RT devices. This will be useful for ARM-based Windows devices.

3. Mount master boot image

Type this command, you can mount master Windows PE image and be able to edit it.

Dism /mount-image:C:\winpe_x86\media\sources\boot.wim /index:1 /mountdir:C:\winpe_x86\mount

4. Adding components to Windows PE

You can add components to Windows PE image like these examples which described below.
IF DEPENDENCIES ARE SHOWN, YOU MUST ADD IT FIRST!!

All of the components which can be added to Windows PE image are listed here : WinPE: Add packages (Optional Components Reference)

ALL COMMANDS MUST BE IN ONE LINE.

1. WMI:Windows Management Instrumentation(WinPE-WMI)
Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-WMI.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-WMI_en-us.cab"
2. Network support module that includes 802.1X support(WinPE-RNDIS, WinPE-Dot3Svc)
Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-RNDIS.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-RNDIS_en-us.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-Dot3Svc.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-Dot3Svc_en-us.cab"
3. Encrypted drives (BitLocker) support module(WinPE-EnhancedStorage)
Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-EnhancedStorage.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-EnhancedStorage_en-us.cab"
4. Windows Deployment Services client module(WinPE-WDS-Tools)
Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-WDS-Tools.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-WDS-Tools_en-us.cab"
5. BitLocker and TPM support modules(WinPE-SecureStartup)

Dependencies : WinPE-WMI

Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-SecureStartup.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-SecureStartup_en-us.cab"
6. Limited version of .net Framework 4.5 (WinPE-NetFX)

Dependencies : WinPE-WMI

Dism /Image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-NetFx.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-NetFx_en-us.cab"
7. WSHWindows Scripting Host(WinPE-Scripting)

Dependencies and install order : WinPE-WMI > WinPE-NetFX

Dism /Image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-Scripting.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-Scripting_en-us.cab"
8. Limited version of Windows PowerShell(WinPE-PowerShell)

Dependencies and install order : WinPE-WMI > WinPE-NetFX > WinPE-Scripting

Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-PowerShell.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-PowerShell_en-us.cab"
9. DISM command utilities(WinPE-DismCmdlets)

Dependencies and install order : WinPE-WMI > WinPE-NetFX > WinPE-Scripting > WinPE-PowerShell

Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-DismCmdlets.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-DismCmdlets_en-us.cab"
10. PowerShell commandlets for storage management: for iSCSI support(WinPE-StorageWMI)

Dependencies and install order : WinPE-WMI > WinPE-NetFX > WinPE-Scripting > WinPE-PowerShell

Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\WinPE-StorageWMI.cab" /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\WinPE-StorageWMI_en-us.cab"
11. Language pack (English)
Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Add-package /PackagePath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\WinPE_OCs\en-us\lp.cab

4. Set Windows PE's locale to en-US

Another locales and keyboard layouts?
Please see here : Languages and International Servicing Command-Line Options

1. Set system locale to English (en-US)

INFO : Other "Set-InputLocale" option values are listed here : Default Input Locales

Dism /Image:C:\winpe_x86\mount /Set-AllIntl:en-US
Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Set-InputLocale:0409:00000409
2. Set timezone

All available timezones are listed here : Microsoft Time Zone Index Values

Dism /image:C:\winpe_x86\mount /Set-TimeZone:"GMT Standard Time"

5. Commit changes to image

Commiting changes

Just you type this :

Dism /Unmount-Image /mountdir:C:\winpe_x86\mount /commit
Discarding changes

You can also discard changes to Windows PE image.
To discard changes, just you type this :

Dism /Unmount-Image /mountdir:C:\winpe_x86\mount /discard

6. Create bootable media

You can create ISO file or bootable USB flash disk.

You want to create both ISO file or bootable USB flash disk? Yes, you can create both of them.
WARNING : If you desired to create bootable USB flash disk, it is automatically formatted!!

Create ISO file
makewinpemedia /iso C:\winpe_x86 C:\winpe_x86\winpe50_x86.iso
Create bootable USB flash disk

If your USB flash disk is identified to drive "F:\", just you type this :

makewinpemedia /ufd C:\winpe_x86 F:

今回の行脚(旅)を通して思ったこと・感じたこと

のんびりしようよ

なぜか知らないけど、やたら急いでいる自分に気づかされた。
道中ありとあらゆるところで感じたが、乗り換えのはずが間違えて降りてしまった香椎(かしい)駅ほど強く感じた場所はなかった。

香椎駅

当初は最初の経由地のゲーセン、ジーカム和白(わじろ)に行くつもりで香椎線に乗り換えるつもりが、よくわからないうちに改札を出ていた。
とにかく最初の途中経由地へ、という気持ちが強かったのは今でも覚えている。

改札を出たあとなぜか知らないけど、そのまま即座に鹿児島本線に再度乗ろうとして有人改札をくぐろうとした*1
が、駅員さんはみどりの窓口の業務に当たりっぱなしで*2、窓口業務の合間を縫って改札の対応をする、という具合。
基本的に電車がくるまでは窓口業務優先、という感じだった。

これが東京だと、必ず改札口に駅員が立っている箇所がある。大都市圏の場合はそもそも、みどりの窓口と改札は互いに物理的に離れた場所にあるので、このようなことは起きない。
いつの間にか、人海戦術により徹底追求された効率性*3というものに慣れすぎていたようだ。慣れすぎて無駄に急いでも問題ないと思い込んでいたらしい。
それに気づいて、あえて次の快速電車がくるまでの15分の間、香椎の駅から少し歩いてリセットしようと思って実際にそうした。

その他の場所で

錦帯橋で、川で遊ぶ子供や釣りをする人、周囲を見渡していて思ったこと。
『自然と触れ合う環境が身近にあるところは、時間の流れだけでなく気持ちまでゆったりとするのでは?』

実はこの話、実家の裏手に川が流れているので、かなりの頻度で何気なく体感していることだった。
長い間ずっとそうだったから、慣れていて表立って感じることはなかった、ということだ。

周りの自然を見ていたって何かが大きく変わるわけじゃない。でもただぼうっとその景色を見たりその場にいると、かなり時間が経ったと思ってもそうでないことがよくある。
だから気持ちはゆったりとしたものになりやすい。

これはなにも錦帯橋に限らず、往路の航空機内から空をただ眺めているとき、門司城跡へ行くための道中、出雲大社に行く道中や到着して境内地内を散策しているとき、果ては鳥取でイオンタウン日吉津から伯耆大山駅までの復路で、田んぼがひたすら続く田舎道を歩いていてずっと感じたことだった。*4
そんな日が3日半も続いたので、それなりに心の充電はできてきていた。

大阪と名古屋周辺で

4日目、松江から伯耆大山・岡山と経由して、大阪に抜けたときのこと。
その圧倒的な人の数、喧騒、建物の密集度にただ圧倒されるしかなかった。
とにかく隙間がない。ほっと一息入れられそうな隙間を、そこに流れる空気から感じられない。息苦しい。

日々疲れる理由がわかった気がする。職場の内外が常にこうなのだ。気が休まるわけがない。
心と体は一心同体、とはよく言ったものだと感じた。それまでのんびりと落ち着いていた気持ちが、東京で過ごしているときと変わらない感覚に一気に引き戻されるのを強く感じると同時に、猛烈な違和感に苛まされた。
それまで充電されていたものが、一気に放電されていく感覚もした。短絡、ショートしている。放電される速度が明らかに異常だった。

都市ではこの隙間のなさを、人の数や建物の密集度、広告から見て感じ取れる商売とされている行いの数々や、今そこにいる多数の人々が成す喧騒から感じ取れる。
これを、松江から大阪へ向かうにつれ、次第に強くなってきたと感じていたのだ。裏を返せば(実際見た目でも)エネルギッシュだが、その中身はほぼ空洞と感じ取れるくらい、何かに乏しく感じ、また虚しくも感じる。
虚しく感じるから、放電の速度があまりに速いのかもしれない。

最終日、名古屋に立ち寄ったときも全く同じことを感じた。とにかく息苦しい。
一体なんなんだ、この収まりきらず常に溢れるどころか無駄に噴き出している何かは……
特記事項として、大阪から名古屋間では、閑散とした辺りを見ても山陰と同じような隙間をあまり感じなかったことだけは付け加えておく。つまりは都市化しているということ。

今東京で

東京に戻ったときはそんなことを感じなかった。もう住み始めて3年経つし、そもそも以前からよく遊びに来ていて、いつの間にか慣れていたからだろうと思う。
慣れとは怖いものだと感じる。

今は仕事が終わったあと、19時くらいに戻ってきてゲームで遊んでいるが、あっという間に時が経つ。
じゃあ職場は、といえばひどいと騒音の目安で70dBくらいに達することがよくあるという、事務職ばかりいるはずなのに劣悪な環境なので、落ち着いて仕事などほぼできるわけもなく、丸一日何か見えないものにかき立てられながらという状態である。*5
それもあり、旅のあとでは何か違う、と思いながら過ごすことが多くなった。そもそも休職前後で大きくものの見方は変わったけど、今回の旅でそれがよりはっきりした格好になった。

都市と田舎の比較から

騒音と情報が作り上げる仮想と現実の混合空間は、人間の気力を消耗させるには格好の材料である。
それは休職前の体調が悪いときに嫌というほど感じた。
都市にはこの手の材料がごまんと揃っている。欠けているところなどなく、嫌な意味で五体満足である。
だから都市で気力は消耗される一方で、田舎に隠遁すれば回復するのが当然である。

ただ田舎でも、都市を向いた生活ばかりしていれば、気力は消耗すると感じる。
東京に出てくる前の自分がそうだった。
ネットでよくわからない情報収集にいそしみ、twittermixiなどのSNSIRCでのチャットにゲームと仮想空間三昧に、歩かず車ばかりでの移動、何か遊びを持たすことも知らずひたすらに目的を達成するための効率性追及、etc……
それに汚染されすぎた結果が、学生時代での友人の少なさと下手な会話の交わし方に現れ、果ては不眠症からうつというところまでたどり着いてしまった。

後者は今になってようやく解消されつつある。今回の旅で今後どこに気をつければいいのか、どういう要素を自分の活動の中に取り入れ、また捨てたらいいのかというのが大まかに掴めた気がする。
今後は大まかに掴んだものを少し細かく分類するために、もう少しこういう時間を設けたい。

(余談)昔と今のインターネットという場所

インターネットは10年ほど前、現在の都市に近い要素を持ち合わせていなかった。各個人が面白いことをしては公表したり、どうでもいいバカらしいことをしていたりした。しかもそれが今日のように『それは法律で云々〜』という、無駄なまでにただ表面的な法律遵守主義がまかり通っていなかったので、非常に面白い空間だった。
仮想空間なのに自然体でいられるような、謎の空間だったと思う。黎明期の実名でインターネットを使っていた頃は利用者層が限られていたこともあり、もっと異なっていただろう。*6

今は実際に都市で見かける大量の広告や人々の活動と同じで、どれだけ自分の声を遠くまで飛ばせるかを、徹底的に法律遵守主義に則って競い合うだけの非常につまらない空間になった。ただ現実空間をごっそりコンピューターネットワークで構成される空間上に持ってきただけになった。
だからアフィリエイトを使ったサイトの同業他社(他者)潰しに明け暮れたり、どうでもいい記事をひたすら水増ししてさも「私はこれだけ知っています、すごいでしょう」といわんばかりの記事に厚化粧したりするのである。
さらに自分の声が飛べばいいから飛ばし記事は平気で書くし、ミスリードをわざとやってアクセスを集めたりもする。
もちろん儲けられれば(自分の声が飛べば)いいから法律のことなんて考えない、詐欺などの非合法活動も出てきた。昔からインターネット上ではあった話だがより顕著になった。それも今までより高度になった。

そんな空間は都市と同じで疲れるだけなので、用途を限定して使って自分を守るしかない。必要以上に使いすぎて逆に使われないようにするのが望ましいと、今回の旅と自分のこれまでの病状の推移を振り返ったあとではそう思うようになった。

*1:青春18きっぷ有人改札のみ通れる。自動改札機は通れない。

*2:どっちも重要な業務だから仕方がない

*3:出札と改札を別の場所にし、出札の対応速度も上げるために複数の対応カウンターを設置すれば必要人員はおのずと増える

*4:伯耆大山駅まで歩く道中など2.4kmで30分もかかって『本当は間に合わないんじゃないか?』とさえ思ったが、実際そんなことは杞憂に過ぎなかった。

*5:営業部門の電話がダイヤルインではなく部署代表番号だけなので20台近くの電話が一斉に呼び出し音を鳴らす、おまけにやたら大きい声で話す人ばかり揃っているというのが主要因

*6:黎明期にインターネットを使っていたのは、大学等の研究機関くらいだけだった

beatmania IIDX 行脚記その7 京阪神・中京圏編

特に見たところもなく、ただひたすら2府5県(西から順に、兵庫・大阪・京都・奈良・滋賀・岐阜・愛知)を、わずか1日ではしごした比類なき作業ゲーだったので、簡潔に。
大阪9時半スタートで、名古屋は19時終了でした。
プレイモードは全部Free。Premium Freeじゃないです。2曲しかできないアレです。こうしないと時間がどう考えても足りません。

行動時間枠の拡大とスケジューリングをうまくやれば、和歌山・三重も入れることができるでしょう。
しかし、おすすめはしません。道中どこかで体力が尽きるのがオチです。
私の場合4泊5日分の装備も背負っていた(だいたい10kgくらいでしょうか)こともあり、これだけでもまさに苦行でした。
なお最短距離で済まそうとしても、片道で和歌山は大阪から約1時間半、奈良は大阪・京都双方から約1時間、三重は名古屋からやはり約1時間かかります。
滋賀で西半分と東半分*1に加えて和歌山という形に分ける、もしくは奈良で同様に分ける*2ことをおすすめします。
なお、『分ける』というのは、続けざまにやるなら分けた場所で1泊する、という意味です。くれぐれもお間違えのなきよう。

この地域を行脚した感想

こんな行程、最終日に突っ込むんじゃなかった。明日から仕事だというのに。
しかし、苦行マニアには大変おすすめである。共鳴してしまった人は、ぜひ和歌山と三重も組み込んで1日で回って、苦行を楽しむがよい。

兵庫県

行脚メダル撮影に相性のいい、LCD筐体がアクセスのよい山陽本線沿いには皆無に近い地域です。
基本的に山陽本線沿いはCRT筐体ばかりだと思ってください。
駅から近くてLCD筐体なのは、『ラウンドワンJR尼崎駅前店』だけです。メンテナンスは都市部のラウンドワンにしてはがんばってます。1台しか設置しておらず、メンテナンスに集中できているためでしょうか?
ストロークも確保された軽めのボタンです。

大阪府

さすがに大都市圏だけあり、LCD筐体は数多いです。
おすすめは『アミュージアム茶屋町店』。LCD筐体1台の他はすべてCRT、しかしCRTの状態がどれも良好という、今時かなり珍しいところです。
IIDXも5台と多く、どの筐体も爆音仕様です。人が少ないときはエフェクターなしで十分聞こえます。
メンテナンス状況は文句のつけようがありません。

メダル撮影のためにLCD筐体で遊んだあとCRT筐体でプレイしましたが、輝度落ちや画面焼けがなく非常に良好な状態(ただし使用日数上画面の歪みはわずかにあります)が保たれていて、まさにCRT信者の理想郷というゲーセンマップの言葉がそのまま当てはまるのを実感しました。

大阪府 昔のお話

かつては『ニューウメダ』が定番のお店だったんですが、今はそうでもなくなってしまったようです。
ちなみに6年ほど前(15 DJ TROOPERS稼働中のとき)の話です。当時一度行ったのですが、どんな感覚だったかは忘れてしまいました。

奈良県

奈良は生駒(いこま)山・京都府木津川市付近に設置店舗がないため、どうしても奈良市内まで行く必要があります。
これが片道約1時間かかる理由です。
徒歩圏内でLCDは『アミューズメントCUE 奈良三条店』。ここはIIDXが隔離された場所に設置されているため、爆音仕様に近い状態です。
人がいなければエフェクターなしでいけます。ヘッドフォンアンプも設置してますが、使わなくてもいいような……。
メンテナンス状況は良好です。ストロークも確保された軽めのボタン。

奈良駅前広場の注意点

拍子木を鳴らしている人がいることがありますが、決して近づいてはいけません。おそらくほとんどの場合、天理教関係者です。
近づけば長々とありがたいお話を聞けることでしょう。

聞きたいなら止めはしませんが。信仰の自由ですし。
このあたりは過去に宗教を中心とした歴史を作ってきた街だけあってさすが、というところでしょうか。

京都府

駅から近いのは『PLAYLAND KING 七条店』。
地下通路経由がおすすめですが、京都駅が巨大迷路なので迷います。
大阪より迷うって、どういうことだよ(経験談)。

行き方

京都駅改札から、地下2階の地下通路へ。
京都市営地下鉄烏丸線 京都駅(B2Fへ降りたエスカレーターから見て右側)を目指して地下通路を進む。
烏丸線京都駅の改札が見えた段階で、左に曲がり直進。
やがて左手にヨドバシカメラ京都店の地下入り口が見える。これも直進。
地下通路終端地点で、烏丸七条交差点出口(左側)を出る。
そこから直進約1分。

事故発生

LCDの輝度が落とされて(落ちて?)いる筐体だったため、リザルトからの画面遷移演出でAFが迷子になり戻ってこなかった。
3台ありますがプレイしたのはもっとも奥手側。正面から見て最も右側の筐体。
同じことをしようと思う方はご注意ください。(いや、フォーカス固定できる機材使えばいいですやん……というのは正論ですが、荷物になるのを考えましょう)

滋賀県

駅から近く、それなりに条件のいいのは『AGスクエア大津店』。
滋賀県は全体的に駅から遠いところに集中しています(徒歩10分が最低ライン)。電車の便はいいのですが完全に車社会のようです。
ここは徒歩圏内でメンテはまあ良好ですが、何せボタンが半バネ抜き(ストロークが極端に短い)なので、気に入らない方は気に入らないでしょう。実を言うと私も好きではありません。
が、短時間で数多く行脚する必要がある場合、ここは逆に立地上の条件がもっともよいところになります。

イオンモール4店目です

ここもイオンモール内ですが、専門店街に組み込まれた形ではなく、敷地内にある別店舗という形。
イオンモール巡りはここが今回最後となった。

岐阜県

条件のよいところは、『アクセス柳ケ瀬店』。
大垣は駅から近いところにあるのですが、そこにどうやらマナーの悪いプレイヤーが多いようです(詳細はゲーセンマップを参照のこと)。
このため岐阜まで出たほうが環境もよく、名古屋も狙いやすくなります。何せ名古屋から新快速でたった2駅です。

岐阜駅の場合、駅付近にはないのでバスを使います。使うバス乗り場は8、12、13番。柳ケ瀬停留所で降り、すぐ左に曲がってひたすらアーケード内を直進すると左手にあります。
なおバス運賃は片道210円。徒歩では20〜25分が目安となるくらいの距離なので、暑い季節は無理しないほうが無難です。
ゲーセンマップではjubeatの隣にあって音が聞こえにくい、とのことですが、現在はどの音ゲーからも完全に離れた位置に設置され、良好な環境になっています。
SPADA筐体をベースに、メインの7つのボタンだけ旧タイプのものを使用しているカスタマイズ筐体です。メンテナンスは良好。

愛知県

最も駅から近いのは『コムテックタワー』。
しかしこれまた駅が迷路になっていて迷います。
桜通り口(2階)を出たら右に行き、階段を下りて駅前通に出ます。駅前通に出たら右に曲がってまっすぐ進み、名鉄名古屋駅ビル前の交差点を地下道で反対側へ渡り直進。
地下連絡道は戻りに使うのがよいでしょう。行きで使うと問答無用で迷います(実際迷いました)。
駅に近いというのもあり、夕方あたりは各機種が多くのプレイヤーで混雑します。午前中に行ったほうがいいでしょう。
メンテナンスは良好です。2台設置されていますが、左側の筐体はすぐ左隣にドラムマニアが置いてあるので、プレイヤーがいるときは聞こえにくくなります。

行脚結果

5日間で13エリアを一気に回るという強行スケジュールで、エリア数が22まで一気に増えました。
その結果、福島から福岡までつながりました。

またやる機会があれば、もっと余裕を持ったスケジュールでのんびりと多くのエリアを回りつつ旅をしたいと思ったのでした。おわり。

*1:西半分:兵庫・大阪・奈良・京都、東半分:滋賀・岐阜・愛知・三重

*2:西半分:兵庫・大阪・和歌山・奈良、東半分:滋賀・岐阜・愛知・三重