Windows 98とWindows NT 4.0のデュアルブート
昨年4月にジャンクで入手した、VAIO PCG-861に遊びで入れたときのメモ。
必須要件
HDDの先頭から4GBの範囲内にWindows 98とNT 4.0の領域を確保する
Windows 98は、『インストール・起動はHDDの先頭から4GBを超える領域でも可能』。
一方、Windows NT 4.0は、『インストール・起動はHDDの先頭から4GB未満の範囲内に確保された領域なら可能』という条件がある。
これは、たとえばHDDの先頭から8GBを確保した領域をCドライブとした場合、Windows 98ならインストール・起動はできるが、Windows NT 4.0のインストール・起動はできないことを意味する。
デュアルブートの際は領域を分けるのが基本なので、Windows 98用に4GB以上の領域を確保してしまうと、Windows NT 4.0のインストールはできなくなる。
(Windows 2000以降なら、この制限はない)
そのため、Windows 98とWindows NT 4.0をインストールする領域の合計が、4GB未満となるように領域を確保する必要がある。
今回は1GBをWindows 98に割り当てたが、Windows NTのインストールファイルをコピーするための余裕も十分確保できたことを付け加えておく。
FAT16でフォーマットした領域へWindows 98をインストールする
NTFSとFAT16しか読み書きできないNT4.0のインストーラが、一時的にWindows98と同じ領域内にインストールに必要なファイルをコピーし、インストール時に使用するため。(インストール完了後は削除される)
Windows 98は『大容量ディスクのサポート』を『しない』とした領域へインストールする
Windows98のインストールCDを使い、FAT16でHDDをフォーマットするために必須の条件。
(『大容量ディスクのサポート』を『する』で確保した領域は、無条件にFAT32でフォーマットされる)
基本MS-DOS領域を最低一つ設ける
『インストールと起動は基本MS-DOSパーティションのみのサポート』という、Windows 98の製品としての仕様があるため。
やり方
- Windows 98をインストールする
- Windows 98上でWindows NT 4.0のインストールを開始する
- MS-DOSプロンプトが起動し、インストールに必要なファイルがCドライブ内にコピーされる
- MS-DOSプロンプト内でのファイルコピーが終わったら、そのまま再起動する
- 再起動後に『オペレーティング システムの選択』が表示されたら、そのまま放置してWindowsNT 4.0のセットアップを続ける
セットアップ完了後は、起動時に毎回『オペレーティング システムの選択』が表示される。
『Microsoft Windows』がWindows98、『Microsoft Windows NT …』がNT 4.0となる。
VGA modeとついた起動メニューは、通常使用しない。
ノートPCにWindows NT 4.0を入れた感想
完全32bitの安定性と、使い慣れた画面レイアウトの使い勝手の良さを、非常に少ないリソース消費*1で実現するNT 4.0。
IEも6.0まで入るため、おそらく遊びで使うには適しているだろうな……と思ったら、入れた直後に次の問題に当たってしまった。
デバイスマネージャがないので、ドライバのインストールが困難
一体どうやってデバイスドライバをインストールすればいいんだ?という状態。
なおNT 4.0対応を謳う昔のデバイスは、たいてい独自のインストーラでドライバをインストールしている様子。
調べてみたらコントロールパネルの『SCSIアダプタ』を使ってインストールするのだとか……なんじゃこりゃ。
Windows 2000以降の『デバイス マネージャ』が、NT系のOSにとっては本当に大変革だったんだなと実感した。
そもそもCardBusはおろか、PCMCIAにすら対応しない
リリースがNT4.0より前のWindows 95でさえ、PCカードマネージャをOS内に持っている。
NT4.0にはそれさえない。故にカードマネージャを見つけるところから始まるが、2014年の今日ではそれさえ困難。(=使えない)
USBにも対応しない
Windows 95も最初期は対応していなかった(その後Service Releaseにより対応したが、対応デバイスはほとんどなかった)。
NT 4.0は英語版が1996年半ばの発売であるから、開発はそれ以前に終了していたと見ると、仕方のない点ではある。
なお一部メーカーでは、独自にUSBに対応させるプログラムを配布していた様子。
遊びのまとめ
古いノートPCを遊びで使うなら、Windows 98以降、なかでもWindows 98 Second Editionが最適だなとわかった。
Windows 95よりも幅広いデバイスへの対応に加えて、要求される性能とのバランスが優れているのは、特筆に値する。*3
今回の実験で遊んだPCG-861にはWindows 98を入れて、IRCとtwitter閲覧機にでもするか……
*1:インストール直後はメモリを20MB程度しか使用しない
*2:昔はLAN標準装備の機種が皆無という状態だったため、必ずと言っていいほどPCカードタイプのLANカードを使用していた
*3:Windows 2000は、軽快に動作させるためにはメモリが最低256MB必要のため、2000年よりも前に発売されたノートPCには厳しい。使用するメモリの規格が古く、増設さえできない場合や、最大メモリ搭載可能量が256MB未満の場合もある。
UEFIで起動するリカバリ用Windows PE(x64)の作り方
最新版のご案内
(2014/2/24 追記)
最新のWindows PE 5.0に対応した方法を公開しました。
http://d.hatena.ne.jp/idinor/20140224/1393249489
はじめに
Microsoft純正のツールで基本をすべて固めた、x64かつUEFIで起動する、リカバリ・簡単なメンテナンス用のWindows PEメディアの作成方法です。
なお、本手順ではUEFIブートすることだけしか考えていません。
BIOSブートの環境では使えないので注意してください(MSDNのソースに当たれば、BIOS環境対応のメディア作成もできます)。
基本方針・注意点につきましては、本記事の末尾をご一読願います。
Secure Bootについて(2014/2/13 追記、2014/2/25 一部変更)
ここで紹介している手順で作成したWindows PEは、Secure Bootが有効な環境では起動できません。
(Windows 7 SP1ベースのPE3.1を使用しているためです)
Secure Bootが有効な環境で使用される場合は、BIOS/UEFIの設定からSecure Bootを無効化してご利用ください。
このドキュメントの改訂履歴
2014/2/27 ver 1.2 基本方針・注意事項を記事末尾へ移動しました
2014/2/25 ver 1.1 内容を手直しし、PE 3.1に対応させました
2013/10/27 初版
手順
準備:Windows AIKのダウンロードとインストール
1. http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5753 より、Windows AIK 3.0をダウンロードします。
2. Windows AIK 3.0をインストールします。インストール手順は、無償入手可能なミニWindows OS「Windows PE」実践活用術:改訂 管理者必携! 最強のデータ・サルベージ・ツールWindows PE 3.0(前編) (3/4) - @ITの『WAIKのインストール』と同じです。
3. http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5188 より、Windows AIK 3.1をダウンロードします。
4. Windows 7 SP1 用の Windows AIK について - Ask CORE - Site Home - TechNet Blogsで紹介されている手順に従い、AIK 3.0を3.1へ更新します。
作業用ディレクトリとデータの準備
スタートメニューの「Microsoft Windows AIK」―「Deployment ツールのコマンドプロンプト」を管理者権限で実行します。
Deployment ツールのコマンドプロンプトが開いたら、下記コマンドを入力します。
copype.cmd amd64 C:\winpe-x64
この作業で、次のディレクトリが自動的に作成され、必要なデータが展開されます。
\winpe-x64 \winpe-x64\ISO \winpe-x64\mount
ベースとなるboot.wimをコピーします。以後の変更は、このコピーしたイメージに対して行います。
copy c:\winpe-x64\winpe.wim c:\winpe-x64\ISO\sources\boot.wim
ベースイメージのマウント
ベースイメージを作業用ディレクトリへマウントします。
Dism /Mount-Wim /WimFile:C:\winpe-x64\ISO\sources\boot.wim /index:1 /MountDir:C:\winpe-x64\mount
コンポーネントの追加
1. WMI:Windows Management Instrumentation(WinPE-WMI)
Dism /image:C:\winpe-x64\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\winpe-wmi.cab" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\ja-jp\winpe-wmi_ja-jp.cab"
2. 有線ネットワークの802.1Xサポート(WinPE-Dot3Svc)
Dism /image:C:\winpe-x64\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\WINPE-DOT3SVC.cab" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\ja-jp\WINPE-DOT3SVC_JA-JP.cab"
3. WSH:Windows Scripting Host(WinPE-Scripting)
Dism /image:C:\winpe-x64\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\winpe-scripting.cab" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\ja-jp\winpe-scripting_ja-jp.cab"
4. イメージキャプチャツールと展開サービスクライアント(WinPE-WDS-Tools)
Dism /image:C:\winpe-x64\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\winpe-wds-tools.cab" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\ja-jp\winpe-wds-tools_ja-jp.cab"
5. HTML アプリケーションサポート(WinPE-HTA)
Dism /image:C:\winpe-x64\mount /Add-Package /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\winpe-hta.cab" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\amd64\WinPE_FPs\ja-jp\winpe-hta_ja-jp.cab"
6. ImageXと必要なDLLの追加
wimgapi.dllを追加する際に上書きするか尋ねられますが、“yes”としてください(キーボードの“y”を押すだけです)。
xcopy "C:\Program Files\Windows AIK\Tools\amd64\imagex.exe" "C:\winpe-x64\mount\Windows\System32" xcopy "C:\Program Files\Windows AIK\Tools\amd64\wimgapi.dll" "C:\winpe-x64\mount\Windows\System32"
7. gimagex……DLLと実行可能ファイルをすべてSystem32以下へ配置します
xcopy "C:\gimagex\install\com\x64\gimagex_com.dll" "C:\winpe-x64\mount\Windows\System32" xcopy "C:\gimagex\install\x64\gimagex.exe" "C:\winpe-x64\mount\Windows\System32" xcopy "C:\gimagex\install\gimagex.chm" "C:\winpe-x64\mount\Windows\System32"
番外:Windows PEで使用するキーボードレイアウトをUSキーボードにしたい場合は、下記コマンドを入力します。
日本語キーボードのままでよい場合は、この手順を飛ばしてください。
Dism /image:C:\winpe-x64\mount /Set-LayeredDriver:1
独自のプログラムやファイルを追加する
無償入手可能なミニWindows OS「Windows PE」実践活用術:改訂 管理者必携! 最強のデータ・サルベージ・ツールWindows PE 3.0(前編) (4/4) - @ITの『そのほかの必要なファイルを追加する(省略可能)』をご覧の上、必要に応じて追加してください。
変更の適用
ブートイメージに、これまで行った変更の内容を適用します。
Dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\winpe-x64\mount /Commit
何か理由があって変更を破棄したい場合は、下記のコマンドを入力します。
Dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\winpe-x64\mount /Discard
イメージの作成
イメージをiso形式で作成する
Oscdimg -bC:\winpe-x64\Efisys.bin -pEF -u2 -udfver102 C:\winpe-x64\ISO C:\winpe-x64\winpe31_x64_uefi.iso
ImageX, gimagexを使用した展開用イメージの作成と、イメージの展開方法
ここでは、監査モードで作成した展開用の環境をイメージ化し、それを別のコンピューターへ適用するシナリオを考えます。
下記例にあるImageXコマンドのオプションの詳細については、ImageX のコマンド ライン オプションをご覧ください。
また、ImageXがイメージ作成時に既定で除外するファイルの一覧については、ImageX 構成ファイルを作成するをご覧ください。
コマンドライン(ImageX):展開用環境のイメージ化
ご注意:イメージの吸い出しには、ご使用のマシンの構成などにもよりますが、1時間ほどかかる場合があります。
吸い出し対象がドライブ C:\ で、イメージ保存場所がドライブ D:\ の場合は下記の通りです。
imagex /capture C: D:\my-factory-image.wim "My factory image" /verify /check /scroll
吸い出し時に、イメージの圧縮を同時に行うことができます。圧縮レベルはnone(無圧縮), fast, maximumの三段階です。
圧縮レベルを指定しなかった場合(既定の動作)は、fastが指定されます。
圧縮レベルmaximumを指定する場合は下記の通りとなります。
imagex /capture C: D:\my-factory-image.wim "My factory image" /compress maximum /verify /check /scroll
コマンドライン(ImageX):イメージ化した環境を別のPCへ展開する
適用するイメージのファイル名が my-factory-image.wim で、ドライブ D:\ に保存されており、これをドライブ C:\ へ適用する場合のコマンドは下記の通りです。
imagex /apply D:\my-factory-image.wim 1 C:\ /check /verify
GUIフロントエンド:gimagexを使った展開用環境のイメージ化
コマンドラインで、“gimagex”と入力しEnterキーを押すと、gimagexを起動できます。
- 『Capture』タブを選びます。
- 『Source』は『C:\』とし、他は適当に入力します。
- 下半分のエリアにある、『Verify』『Check』にチェックを入れます。
- 『Create』を押します。
GUIフロントエンド:gimagexを使ってイメージ化済み環境を別のPCへ展開する
- 『Apply』タブを選びます。
- 『Source』の右にある『Browse』を押し、作成したイメージを選択します。
- 『Destination』は『C:\』とします。
- 『Verify』『Check』にチェックを入れます。
- 『Apply』を押します。
展開終了後
まず、起動に使用したメディアを取り外します。
作業終了後、再起動する場合は
wpeutil reboot
シャットダウンする場合は、
wpeutil shutdown
とします。
基本方針および注意点について
基本方針
- 展開用イメージ作成と、作成したイメージの展開はMicrosoft純正のツールで行う
- イメージ作成と展開を手助けするGUIツールを組み込む
- ネットワーク(802.1X)とWindows Scripting Host(WSH)も使えるようにする(注1)
(注1)PEで802.1Xの設定をする方法までは扱いません。設定の方法については、こちらをご覧ください(英語):Configuring 802.1x Network Authentication for WinPE 3.0 and ConfigMgr Deployments - Ryan Lakey
注意点
1. 日本のMicrosoft Download CenterからダウンロードしたPE 3.1は、あらかじめ日本語環境・日本語キーボードの設定になっています。
2. コンポーネントを追加するときは、対応する言語パックも入れる必要があります。
3. PE 3.1は、PE 3.0の更新として配布されており、PE3.1だけをインストールしてWindows PEのメディアを作成することはできません。
あらかじめWindows AIK 3.0をインストールし、Windows 7 SP1 用の Windows AIK について - Ask CORE - Site Home - TechNet Blogsで紹介されている方法に従って更新してください。
4. PE 3.1では、ネットワークのサポートが標準で含まれています。(3.0では含まれていません)
参考にしたソース
Walkthrough: Create a Custom Windows PE Image
Add an Application to a Windows PE Image
Walkthrough: Create a Bootable Windows PE RAM Disk on CD-ROM
Walkthrough: Create a Bootable Windows PE RAM Disk on a USB Flash Disk
Walkthrough: Boot Windows PE from a UEFI-based Hard Disk
地域と言語サービスのコマンド ライン オプション
ImageX のコマンド ライン オプション
ImageX 構成ファイルを作成する
無償入手可能なミニWindows OS「Windows PE」実践活用術:改訂 管理者必携! 最強のデータ・サルベージ・ツールWindows PE 3.0(前編) (1/4) - @IT
Windows 7 SP1 用の Windows AIK について - Ask CORE - Site Home - TechNet Blogs
ImageXによるOSイメージの作成と展開 - ThanksgivingSoftの日記
東行庵 : Windows7 sysprep (デバイスドライバを保持) - livedoor Blog(ブログ)
Configuring 802.1x Network Authentication for WinPE 3.0 and ConfigMgr Deployments - Ryan Lakey
泊まりがけの遠征
題名見ると何かでかいことでもしたのかと聞かれそうだけど、大したことはしていない。
この連休、日・月と山梨に行ってきた。
長い休みを取ってから突然いろいろと起きすぎて、何と捉えたらいいのか分からないものが溜まっていた。
簡単に言えば鬱憤晴らしだ。
10/13(日)
高速バスで新宿から甲府へ。
渋滞があり2時間半のところを3時間半で到着。車中でレンタカーの予約を1時間だけ後ろにずらす処理をした。
そしたら17,000円前後のレンタカー代が15,000円くらいになった。
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目的地
明確な目的地はなし。
とりあえず八ヶ岳周辺と温泉(後述)に行きたいということだけは思っていた。あとは成り行き任せ。
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この日に行ったところ・寄ったところ
道の駅 南きよさと
休憩のため道中立ち寄り。
信玄ソフトクリームなる不思議なものがあったので試してみた。一つ350円。
信玄餅とソフトクリームが一緒に食えるというのが売りの一品。ソフトのほうはきな粉と黒蜜が絡むと味が変わって、よくある味に飽きずに済む。
それだけアイスのほうはよくある味。
野辺山駅とその周辺
駅左側(土産物屋)にうまいソフトがあると聞いたのでまた食すことに。
たしか一つ300円だっただろうか。
しっかりと牛乳の濃い味がする一方であまりしつこくない一品だった。
鉄道沿線沿いにあるJR最高地点はなぜか見つけられず。あれ、目立つはずなのに。
温泉
この日は、『みはらしの丘 みたまの湯』。大人一人750円。
昨年のこの時期に一度行ってからやみつきになってしまった。高台から甲府市街を見下ろしながら入れる露天風呂がたまらない。
ここで晩飯も頂いた。山梨の名物という『鳥のモツ煮』とざるそばのセット。たしか1280円。
この日は甲府市内にて一泊。
10/14(月)
帰りは19時の高速バスで、その前に下部温泉に寄っていこうと決めていた。
でもそれまでの間何もない。ならうろつき回って浪費だ、ということでやってみたらとんでもないことに。
全行程220kmだよ!w
実績解除:North to South Yamanashi(山梨県を北から南へ抜ける)
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ちなみに昨日と合わせて357km走りました。走りすぎだろといわれても文句返せません。
これでも燃費が32.7km/l行ってるんだからHVはやめられない。正直一人で乗るならかなりおいしい。というかおいしすぎる。
目的地
夕方に下部温泉に回る以外、なし。
午前10時あたりからどうやって時間潰そう?
じゃあ知り合いが住んでる南アルプス通ってそっから考えるか、という形でめちゃくちゃ適当。
最終的に国道52号が静岡まで通じていると知り、静岡県まで突入してやってから考えようとこれまた適当。
通ったところ、寄ったところ、その他
道の駅とみざわ
昼食ついでに休憩。手打ちざるそば、650円。
富嶽カントリークラブ
国道52号で静岡入り、つまり山梨を南北に貫ける機会ができるぞ!ということで、静岡入りしてまもなくUターンできる場所を探して左折で入った場所。
単にUターンした、それだけなんだけど山梨を南北に貫いたので4sqでチェックインして証拠を残したのでした。
奈良田温泉
道の駅で早川町周辺に渓谷が見れるエリアがあると知って、なんか気になるな―と思っていたので車で突っ込めるところまで突っ込んだ結果がここ。
単に時間が余っていたのが余計行く気にさせた一要因*1。
道中土砂崩れからの復旧工事による影響で、川の中に作られた仮設道路を通ったがなかなかひどいものだった。
それ以外でも基本的に山間の狭くうねった道が続くので、慣れた人以外は行かない方が無難。
自分は逆に山道の方が燃えるので果敢にアタックしたけどね。(いわゆる変態)
あと、奈良田付近はあまりにも風光明媚な渓谷が道路沿いに見えるけど、見とれてると渓谷に吸い込まれますよ、とだけ。
下部温泉 下部ホテル
山の中に突っ込まず最初からこっちに行ってゆっくりしてれば?
そんな意見が聞こえてきそうですがそんなことをいうあなたの方が正解。
5年くらい前に電車の旅で身延線にアタックして以降の訪問。
相変わらずの浴場の広さと上質さでもてなしてくれる。
大人一人1,050円もするがその価値は十分にある。
総括
2日で約360kmなのでまだ少ないけど(自分の最高記録は一日で800km)、突っ走りまくってなんとなく気分も晴れた、そんな2日間だった。
自分の気晴らしの手段は運転することなんだなと改めて認識した。
たぶん自分でまだ見たことのないところとか、そういうところを開拓していくのが楽しいんだろうな、と。
あとは帰り際に燃費から燃料代を精算するのを忘れそうになったあたり、物忘れ激しくなったなあと感じている。
こうなったの、一昨年に就活に失敗してそれ以降な気もする。
修正していくのは(周囲の環境が変えられない限り)無理そう。
おそらく次の機会は来年春以降だろうか。その頃には周囲の環境を変えておきたい。
*1:普通の人はそれだけの理由でこんなことはしない
お伊勢参りの後編
台風直撃前の9月15日。三重県内は未明から雨が降っていて、目が覚めたら地面に水たまりができるくらいに濡れていた。
雨がやんだり降ったりを繰り返すやり過ごしにくい天気だったものの、近くに鈴鹿サーキットがあることもあり、寄ってから帰ることにした。
この日の鈴鹿
二輪ST600のレースが行われていた。天候が荒れることを考え決勝では1周少なくされた。
なお決勝中に転倒事故が発生し、赤旗でレースが中断となるトラブルが発生。
その後戻ってきたライダーはなんとか無事そうだった…命が助かっただけに一安心。
帰り際
鈴鹿ICから高速に乗り、御在所SAにてさんま寿司と鶏の唐揚げを昼飯にした。
前者は紀州の名産、後者はパッケージを見たら名古屋コーチンだったみたい。
唐揚げは水分が多すぎることはないが少なくて固いということもなく、絶妙な柔らかさと水分にさっぱりした味がよかった。
自分は御在所SAから先、恵那峡SAまで運転。
名古屋市内の高速は首都高と違って運転しやすかった。(車が多すぎない)
その後何時間もの間、交代や休憩を挟み群馬県の横川へ。
横川といったら釜飯、である。到着したのが18時半とちょうどいいこともあり、晩飯は釜飯に。
ここ横川から実家までは残り270kmほど。
横川からは自分がまた運転し、途中上河内SAで休憩を入れてぶっ通しで運転。
実家到着は22時半だった。
簡単にまとめとか
東京の自宅から高速とフェリーで鳥羽を経由して伊勢神宮までが約370km、その後の鈴鹿までの移動が約70km、鈴鹿サーキットから実家までが(中央・長野・上信越・北関東道経由で)666km。
総移動距離は1200km前後で、弟の車のトリップメーターは実家に戻った段階で1400だか1500kmを指していた(金曜夜に東京まで移動した分を含んでいる)。
伊勢市にはまたもう一度行ってみたい。五十鈴川の川岸が綺麗なところとか、街の雰囲気が気に入ったので今度はゆっくりと撮影と観光をしたい。
…が、会社に勤めている限りはゆっくりと見て回るということをさせてはくれない。土日でいそいそと回るしかない。
ゆっくり見て回って体験するからこそ、いろいろと感じ取れるものも多いのに。
個人に時間を与えず働く・働かせるアメリカ的な部分まで真似する必要など皆無なのに、と時々思いながら過ごしたのが今回の旅でした。
お伊勢参りをしてきた
式年遷宮という、20年に1度の行事が行われている伊勢神宮へ行ってきた。
次の式年遷宮は20年後(2033年)の予定。予定としたのは、過去終戦直後あたりに一度中止された経歴があるため。
とはいえ、よほどのことがない限り予定通り行われると思う。
交通手段は弟と車で。
弟が金曜の夜仕事上がりから、直接車で東京の自宅まで来てそこから合流という超強行スケジュール。
2013/09/14
弟が午前3時半に東京の自宅へ到着。そこからいろいろと荷物を積み込み、出発したのは午前4時ごろ。
都内からは一度海老名SAで休憩し、静岡の牧ノ原SAまで自分が運転。ここに到着したのは午前6時半。朝食を取り弟へ運転を交代。
いつの間にか寝ていて、気がついたら浜名湖SAについていた。飯を食うと誰でも眠くなるもので、弟も寝ていた。
気がついた時点で時刻は午前8時あたりだったかと思う。
その後豊川ICで高速を降り、実にのどかな景色が広がる渥美半島をのんびりとドライブし、伊良湖岬へ。
幸いにも10時40分の便にそのまま間に合い、鳥羽へ。
気になる運賃は、普通車で4〜5mの場合、一台6500円(ドライバー一人の運賃を含む)。他大人一人で1500円。そのため今回は片道8000円。
伊勢神宮へ
鳥羽からは車で30分くらいで到着。3連休の初日ということもあり大混雑していた。
内宮に入ってすぐにある、御手洗場(みたらしば)。鳥居前にある清め場だけでなく、ここでさらに清めてから参宮しましょう、というのはこれを書いているときに知った話。
ここを流れるのは五十鈴川。透明度は高い。
川岸が綺麗な場所で絵になるので、今度はゆっくりと撮影のために訪れたい。
内宮の正殿前。ここから先は撮影禁止区間。
中の雰囲気は普通の神社と違う。拝むときに圧倒的な何かを感じた。
社殿の作り替えの様子。外宮で撮ったものだけど内宮も同じ。
見ての通り、奥手側が新しく手前側が現在の社殿。
なお内宮は作り替えられたばかりのためか、檜特有の香りが強く漂い非常に心地よかった。
それにしても、20年でここまで変わってしまうというのも驚きである。
おまけ
実は伊勢市街、『半分の月がのぼる空』のモデルとなった地でもある。
2年前はポスターが掲示されていたという話を弟から聞いていたので、それを探す目的でも駅前から外宮までを散歩してみた。
伊勢市駅前から商店街へ。
道中で見つけたお店でアイスを食べた。濃厚な味と程よい冷え具合に癒やされた。
実際のところ、過去掲示されていたというそのポスターを見つけることはできなかった。
遷宮の話で盛り上げた方が人は来るし、今年の今の時期ならそれが目当てで来る人が多い、と見ているからだろう。
個人的にはひっそりとどこかに貼っておいてほしいなあと思った。
というのも、あそこまで人の心情を描いている作品はそうそう多くないと感じていて、そういう面から気に入っている作品だからなんだけど。
夕飯
一升びんという、松阪牛を手頃に食べられる焼き肉店へ。
脂が甘くて肉は焼いてもやわらかく、最高だった。ちょっと食べ過ぎて(寝不足だったのもあるんだろう)、翌日軽く胃がもたれた。
9月14日の分はこれでおしまい。
CPUクーラーをLP53にした
(2013/09/06 レイアウトがひどいことになる場合があるので手直しした)
昨日98度まで上がるという非常によろしくない事態になるとわかったので、できるだけ早く手を打ちたいと思って仕事帰りにヨドバシで買った。
お値段4980円。
CPU温度は負荷時98度から75度へ一気にダウン。アイドル時は4コア平均43度付近だったのが平均37度あたりまで下がった。
純銅製、おそるべし。
(余談)昨日の話ですが
クリニックをはしごした。耳鼻咽喉科と心療内科。
鼻づまりと黄色い鼻汁が1週間ほど続いたため、耳鼻咽喉科にいったら『ほぼ副鼻腔炎(蓄膿症)ですね』とのこと。
ただ、鼻の左側だけ症状が出ているということもあり、経過観察をしたいから月曜に再度通院ということに。
心療内科は薬が切れたのでもらいにいっただけ。
i5 2500Kにかえてみた
i5 2405Sから2500Kへ交換した。
定格2.5GHzから3.3GHzへ。
どう変わったか、ベンチで比較してみることにする。
メモリはDDR3-2133 9-11-10-28、GPUはGeforce GTX TITANで統一。
TITANはGPU Boostの能力を発揮できるように、EVGA Presicion Xでファンの速度だけ変更している。
DirectX9編
FF14 キャラクター編
発売に合わせてエンジンのコードが最適化されたのか、まったく同一の環境でもスコアがかなり上がることに驚いたベンチマークだった。
i5 2405S | i5 2500K |
13050 | 13626 |
上昇率は4.4%。
LAST REMNANTベンチマーク
i5 2405S | i5 2500K |
241.51 | 268.92 |
DirectX10編
DirectX11編
3DMark Fire Strike
項目 | i5 2405S | i5 2500K |
Overall | 7370 | 8155 |
Graphics test1 | 49.09 | 48.87 |
Graphics test2 | 39.3 | 39.27 |
Physics test | 14.14 | 20.70 |
Combined test | 17.04 | 18.82 |
PhysicsとCombinedでスコアを稼ぎ出しているのがわかる。が、微々たるものだ。1割に届くかどうかの差でしかない。
Unigine Heaven 4.0
項目 | i5 2405S | i5 2500K |
FPS | 53.2 | 53.6 |
Score | 1340 | 1349 |
Unigine Valley 1.0
項目 | i5 2405S | i5 2500K |
FPS | 60.7 | 61.2 |
Score | 2541 | 2559 |
CPUベンチ編
結果
DirectX10以降ではあまりスコアに差が出ない。CPUとメモリが重要になるDirectX9での性能や純粋にCPU性能だけが頼りになるところでは差が出てくる。それでもさほど大きな差にはなっていない。Kシリーズは、TB時の倍率ロックフリーなのが唯一の売りだろう。
普通に使うならSがついた65W版でも十分だ。
Tがついた45W版ではどこまで差がつくのか、それはそれで興味をそそられる部分ではある。
その他
2500KについてきたCPUクーラーのプッシュピンがぼろぼろになっていて、まともに使えなさそうだったから一時しのぎで2405S用のクーラーを流用した。
負荷がかかっていないときは45度前後でまだなんとかなるものの、ベンチマーク中はTjMAXの98度まで上昇するというよろしくない事態となっている。
交換用のクーラーを探したところ、よさげなものを発見。
サイズ サーモラボ全銅製ロープロファイルCPUクーラー ITX30
- 出版社/メーカー: サイズ
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: Personal Computers
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